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7.312025
はぎれの紙でかわいいアクセント「タックでアレンジ・ラッピング」
和紙でプレゼントを包んでいると、ついつい出てしまうのが、たくさんの「はぎれ」。可愛いからと全部とっておきたくなりますよね。今回は、そんな可愛いはぎれを素敵なアクセントとして活用する「タックでアレンジ・ラッピング」をご紹介します。簡単なのにワンランクアップして見える、素敵なラッピングを一緒に学んでいきましょう。

ラッピングに必要な材料
このアレンジ・ラッピングに必要な材料はこちらです。
- 平判紙/しわしわし 生成(788×545ミリ)1枚
- 平判紙 1/4サイズ/七宝 抄合 あけぼの(394×272ミリ)1枚
- 平判紙 1/4サイズ/七宝 抄合 わかなえ(394×272ミリ)1枚
- 平判紙 1/4サイズ/七宝 抄合 うすこう(394×272ミリ)1枚
- 水引き飾り(梅型)
- ものさし
- カッターナイフ
- 両面テープ
- セロハンテープ

タックアレンジ・ラッピングの作り方
今回のラッピングは、大きく分けて「紙の準備」と「包む」の2つの工程があります。
紙の準備
まずは、メインのラッピングペーパーと、アクセントとなるはぎれの準備から始めましょう。
1.メインの紙をカットする

合わせ包みの紙取り方法で、横長にカットします。
横の長さは、箱の周囲にプラス2cmで印をつけます。
縦の長さは、手前が箱の高さの半分、奥が箱の高さ全体になるように印をつけてカットします。
これで必要なサイズの紙が用意できました。
2.はぎれでアレンジ用の紙を作る

はぎれを3枚用意します。縦の長さは、メインの紙の縦の長さと同じくらいでOKです。
各はぎれを約6cmのところで印をつけて折ります。後でまとめて切ることもできますが、1枚ずつでも大丈夫です。
折ったはぎれに約2cm間隔で軽く印をつけます。
一番最後の4cmの印の部分で折り返します。残りの2枚も同じように2cmのところで折ります。
3.アレンジ用の紙を貼り合わせる

折った部分のそれぞれに両面テープを貼ります。
テープの剥離紙を剥がし、最初の2cmのところで貼り合わせます。
他の2枚も同様に2cmのところで貼り合わせます。
一番右端に来る緑色の部分にも両面テープを貼っておきます。
これでアレンジの部分が完成です!
4.メインの紙とアレンジ部分を組み合わせる

メインの紙の右端を1cm化粧折りします。
この化粧折りした部分に両面テープを貼り、剥離紙を剥がします。
作成したアレンジ部分を、メインの紙の約2cmのところで貼り合わせます。
紙の裏側を見て、セロハンテープでしっかりと固定します。これで紙の準備は完了です。
包む
1.両面テープを準備する
両面テープの剥離紙を少し(1cmくらい)剥がし、外側に向けておきます。
2.箱を包む

紙を箱にぴったりと合わせます。今回は、ラインを面白く見せたいので、箱を隠さずに包みます。
まず最初に箱に紙をぴったりと合わせ、その後左側を下にして貼り合わせます。
箱を真ん中に置いたら、通常通り包んでいきます。
上から下へ紙を下ろし、角を指でしっかりと押さえ、上がってきた角を折ります。
反対側も同様に、指を箱に沿わせてしっかりと折ります。
テーブルと箱の間にも指をしっかりと沿わせ、下から上へと折っていきます。
3.底の処理のポイント

底の部分の三角と三角が一直線になるイメージで一度折り返し、中に両面テープを貼って閉じます。
反対側も同様に、箱とテーブルに指をしっかりと沿わせ、下から上へ折り、三角が真っ直ぐになるように折り目をつけ、中に両面テープを貼って閉じます。
ポイント:このタック(アレンジ)部分が重なる底の処理は、見た目が悪くなったり、紙が厚くなったりしがちです。しかし、下で一枚の紙で挟み込むように処理することで、しっかりとホールドされ、綺麗に仕上げることができます。
仕上げ

最後に、準備しておいた水引き飾りを貼れば、ラッピングの完成です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?この「はぎれ」を使ったアレンジは、1枚の紙でタックを作る必要は全くありません。お好みの好きな紙を組み合わせて、ぜひオリジナルのタックアクセントを作ってみてください!色々な紙で試して、あなただけの素敵なラッピングを楽しんでみてくださいね。