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6.32025
和紙で作るかわいい「お祝い袋」
今回は、特別なお祝い袋を和紙で作る方法をご紹介します。水引を使わずに、和紙を結んで作る新しいスタイルです。ぜひ、オリジナルのお祝い袋を作ってみましょう。
材料の準備
まずは材料を揃えましょう。今回使用するのは以下のアイテムです。
- 平判紙 / 七宝 抄合 (わかなえ色)788×545mm 1枚
- 平判紙 / 紗綾型 抄合(白)788×545mm 1枚
- コケシテープ / 雲竜ペーパーリボン(エンジ)1m
- はさみ・カッター・ものさし(30cm~50cm程度)

和紙のカットと折り方
内側の和紙をカットする
最初に、内側に使用する和紙をカットします。サイズは、縦18.5cm、横27cmです。紙を3つ折りにするイメージでカットしてください。

外側の和紙をカットする
次に、外側の和紙をカットします。こちらは、縦40cm、横25cmでカットします。繊維が長いので、毛羽が出やすい紙です。切れ味の良い刃を使ってゆっくりカットしてください。

和紙を折って袋を作る
内側の和紙を折る
内側の和紙を、柄が見えるように3等分に折ります。表を中にして折ると、開けた時に柄が綺麗に見えます。

外側の和紙を折る
外側の和紙は、内側の和紙を包むように折ります。上下を合わせて、柄が表に出るようにしてください。重ねるときは、左を先に折って、その上から右を折り重ねます。日本のお祝いの時には、いつも右から折ってきた紙を、上に重ねるようにするのが一般的です。

和紙の結び方
次に、コケシテープを使って和紙を結びます。(包装資材を販売しているWEBサイトなどで手に入ります)リボンのように見えるように結んでください。長さは後で調整できますので、少し長めにカットしておくと良いです。

結び方の手順
- 左の方を右に折り、中心で三角形を作る。
- 右側の紐を上から下に通す。
- 再度折り、左の方に三角形を作る。
- 上の紐を通し、引っ張って締める。

完成とアレンジ
これで、和紙を使ったお祝い袋が完成しました。後ろから見ると、しっかりとしたリボンの形が見えます。

アレンジのアイデア
この紙ひもの結び方は、昔ゴムがなかった時代に使われていた方法で、開閉が自由ですが、しっかりと閉まります。和紙と組み合わせることで、様々なアレンジが可能です。ぜひ、他の色や柄の和紙で試してみてください。

まとめ
和紙を使ったお祝い袋は、特別な贈り物にぴったりです。自分だけのオリジナルデザインで、心を込めたプレゼントを作ってみましょう。さらに詳しい材料や道具は、土佐和紙のLadyRisaのYoutubeストアで購入できます。
ぜひ、他の和紙アレンジも試してみてくださいね。