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ふろしき包みの基本「真結び」手もと目線でよくわかる!

結び方にはいろいろな種類がありますが、 ふろしき結びの基本でもある「真結び」のレッスンです。 結び方の基本はまず、この「真結び」。 ふろしきを結ぶときも、これをマスターしていると間違いなし。 ほどくときもきれいにほどくことができます。 自然にマスターしている方もいる反面、改めて習うことが少ない結び方です。 基本をマスターすると、リボン結びもグンと上達すると思います。 ここくる先生と一緒に楽しくチャレンジしてください。

テーブルに置かれた白い布と黄色いコードを持つ手元の写真

用意するもの

まずは道具をそろえます。シンプルな道具で十分です。今回おすすめするのは次のとおりです。

  • ひも(東京リボン フレンチコード 6mmφ 39番)
  • 袋(サックブランシュ L サイズ 網目)
  • 風呂敷(応用で使用)

ひもは太さや素材によって結びやすさが変わります。6ミリくらいのしっかりしたコードは扱いやすく、練習に最適です。袋や風呂敷は実際に包んでから結ぶ感覚を覚えるための練習材料になります。用具がそろったら、まず袋に中身を入れて口をギャザーしておきましょう。

袋の口をギャザーで寄せ、中央をつまむ手元のクローズアップ

真結びとは何か

真結びは、結び目の強さとほどきやすさを両立する基本の結び方です。リボン結び(蝶結び)と並んで、ふろしき結びの根幹となる技術です。見た目はシンプルですが、正確に手順を踏むことで見栄えも良く、使い勝手も向上します。真結びのポイントは交差の順序と一時的に締めるタイミングです。ここでしっかり習得すれば、風呂敷の結び方が自由自在になります。

真結びが役立つ場面

  • ギフトのちょっとしたリボン結び
  • 風呂敷での包みの固定
  • 普段の荷物の仮止めや持ち手の補強
  • 着物や和装小物の結びの基礎理解
袋の後ろにひもの中心を置き、真結びの準備をする手元の写真

ステップバイステップで学ぶ真結び(袋を使った基本)

ここからは具体的な手順です。あなたの手元にひもと袋を用意して、実際に同じ動きを真似してください。手もと目線で説明しますので、指先で感触を確かめながら進めると上達が速いです。

  1. 袋の口をギャザー状にして、ひもの中央を口の背面に当てます。ひもの中心が袋の背側に来るように置いてください。これが結びの基点になります。
  2. 左側のひもを中心の方へ持ってきて右方向へ回すようにして、左の先端を右側の前にクロスさせます。クロスしたら後ろへ回し、一度きゅっと締めます。ここで軽く仮止めするイメージです。
  3. 次に右側のひもを中心に向けて持ってきます。右を中心に回し、左の前に再びクロスさせます。その後ろへ回して再びきゅっと締めます。
  4. これで真結びの基本形が完成です。左右どちらを先にするかで見た目が若干変わりますが、左右を交互にクロスして後ろに回すこの動作がポイントです。

この手順を繰り返すことで安定した結び目ができます。ひもの太さや滑りやすさによっては、最初の仮止めを少し強めにしておくと作業がしやすいです。

完成に近い真結びの基本形、袋の口を黄色い紐で結んだ手元の写真

手先のコツ

  • 交差させるときは指先でしっかり位置をキープする
  • 「後ろに回す」動作を意識して、結び目が平らになるようにする
  • 一度に強く締めすぎない。最終的に形を整えるときに締める
完成間近の真結びを手元で整えている写真

風呂敷で真結びを使う方法

真結びは風呂敷包みでも大活躍します。風呂敷で物を包むとき、角を持って結ぶだけで簡単に持ち手ができます。以下の手順で風呂敷に応用してみましょう。

  1. 包みたい物を風呂敷の中央に置き、対角線上の角を持ち上げて口を整えます。
  2. 左の角を背面方向に持っていき、右の角を前に回して左の手前にぐるりと一回転させます。ここで一度きゅっと締めて仮止めします。
  3. 再度右を中心に向け、左の前にクロスさせて後ろへ回し、しっかり結びます。
  4. 結び目を整えて、余った布を美しくまとめれば完成です。

風呂敷を使うときに重要なのは、布の広がりと厚みを考慮して結び目を作ることです。大きなものを包む場合は布を多めに引き寄せながら結ぶと仕上がりが美しくなります。

片手で風呂敷の左端を中心に寄せる操作のクローズアップ

風呂敷での応用例

  • お弁当やちょっとしたプレゼントの持ち運び
  • 買い物袋の代わりとしての利用
  • インテリアとして掛けるときのアクセント

ほどき方とメンテナンス

真結びは結ぶだけでなくほどき方も非常に重要です。結び方の順序を覚えておくと、ほどくときにスムーズに解けます。ほどくときのコツは「逆順で引く」ことです。基本的には左側のひもを軽く引くと結び目が緩んで解きやすくなります。

結び目をほどくために片方の布を引いている手元のクローズアップ。

ほどく手順の具体例

  1. 結び目のどちらか一方を軽く引き、仮止めしている部分を緩めます。
  2. 緩んだらゆっくりとひもを引き出していき、結びの交差部分を順番に戻していきます。
  3. 最後は二本のひもを引き抜けば完全にほどけます。

ひもの素材によってはシワやクセがつくことがあります。長持ちさせるためには、使用後に軽く引き伸ばして形を整え、湿気の少ない場所で保管してください。天然素材のリボンやコードは湿度や摩擦で変形しやすいので、使う前に軽く整えておくと綺麗に結べます。

よくある失敗と改善方法

初めて真結びを覚えるときに陥りやすいミスとその直し方を紹介します。あなたが練習するときにこれらを意識すると上達が早くなります。

結び目が斜めになる

原因: 交差する位置がずれている、左右のひもの長さが揃っていない。改善策: 最初にひもの中心をきちんと合わせ、左右の長さを均一にしてから交差させる。

結びが緩くて形が決まらない

原因: 仮止めが弱い、最終締めるタイミングでうまく力を入れられていない。改善策: 一度目の交差で軽くきゅっと締め、最後に形を整えてからしっかり締める。手首の力だけでなく指先で押さえることを意識する。

ほどくときに絡まる

原因: 固く結びすぎてひもにクセがついている、結ぶ順序を乱した。改善策: 結ぶときに強く締めすぎない。ほどくときはゆっくりと逆順で引く。

レベルアップのための応用テクニック

真結びをマスターしたら、次は見た目や実用性を高める応用テクニックに挑戦してみましょう。

リボン結びとの組み合わせ

真結びの安定感を利用して、その上からリボンを巻くと飾り付けが綺麗になります。プレゼント包装で真結びを土台にし、上品なリボンを重ねるとプロっぽい仕上がりになります。まず真結びでしっかり固定してから、表情付けのために別のリボンを蝶結びにするのがおすすめです。

二重結びで強度を上げる

荷物を固定する場合は、真結びを二回繰り返すとより崩れにくくなります。二重に交差させることで摩擦が増し、長時間の移動でも安定します。ただし、ほどくときのことを考えて、緩めに結んでから最後に調整するとほどきやすいです。

正面から見た白い袋の真結び、黄色いコードと手元がはっきり見える

素材別の結び方のポイント

ひもの素材や風呂敷の布質によって結び方のアプローチは変わります。素材ごとのポイントを知ることで、より洗練された結びができます。

ナイロン・ポリエステル系のコード

  • 滑りやすいので仮止めをしっかり行う
  • 結んだ後に余分な部分を折り返して見た目を整える

綿や麻のひも

  • 摩擦があり安定するがクセがつきやすい
  • 使う前に軽く揉んで柔らかくしてから結ぶと扱いやすい

風呂敷(絹・綿・ポリエステル)

  • 絹は滑りやすいので、結び目をしっかり仮止めする
  • 綿は安定するが厚みを考慮して結ぶ
  • ポリエステルは扱いやすく練習に向く

まとめと最後のヒント

真結びはシンプルですが、正しい手順と練習によって確実に習得できます。あなたがこの結びを身につければ、風呂敷もリボンももっと自在に扱えるようになります。以下を意識して練習してみてください。

  • 最初に道具と素材の性質を確認する
  • 中心をしっかり決めて左右対称を意識する
  • 一度に強く締めすぎず、形を整えてから最終的に締める
  • ほどくときは逆順でゆっくり行う
  • 毎日少しずつ練習することで指の動きが自然と身につく

もし材料を揃えたい場合は、フレンチコードやサックブランシュのような基本アイテムを用意すると練習が快適です。実際に試してみると、真結びがいかに使い勝手の良い結びかを実感できるはずです。

最後に、練習を続けるコツは楽しむことです。焦らずに指先の感覚を大切にしながら、少しずつスピードと精度を上げていきましょう。頑張ってくださいね。

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