BLOG

「厚さの薄い本や箱」をきれいに包んでみましょう

「薄い箱の天地の始末をどうしたらいいの?」 というご質問にお答えした動画です。包み方は基本の合わせ包みですが、 すっきりきれいに見せるアレンジ!ゆっくり説明していますので、ここくる先生と一緒に楽しく包んでみてください。

必要な材料

  • 平判紙/ダイア抄合(コーラル)788×545mm 1枚
  • 和紙シール「Thank you」1枚
  • 両面テープ
  • カッター
  • ハサミ
  • 物差し
  • オーナメント(ラッピングの仕上げ用)
ダイヤ付き合わせコーラルの表面と裏面

本のサイズを決める

まず、包む本のサイズに合わせて紙を切ります。縦のサイズは、本の高さの半分程度、余裕を持たせます。

縦のサイズを決める手順

  1. 本を紙の上に置き、縦方向に本の半分くらいはみ出すようにします。
  2. 本の端にぴったり合わせて印をつけます。
  3. 印をつけた箇所でカットします。
本のサイズに合わせて紙に印をつける様子

包むための幅を調整する

次に、幅を決めます。通常の合わせ包みよりも少し余裕を持たせ、アレンジを加えます。

幅の調整方法

  • 本の周囲に1周分の幅を取ります。
  • さらに2cmプラスします。
  • アレンジ用に追加で1cmプラスします。
  • 合計で4cmの余裕を持たせます。
紙の幅を測る様子

包み始める準備

包み始める前に、紙に折り目をつけてアレンジを加えます。

折り目のつけ方

  1. まず、端から1cmのところで化粧折りをします。
  2. 次に、反対側の端から3cmのところで折り目をつけます。
  3. 3cmの折り目の内側に両面テープを少し貼ります。
紙に折り目をつける様子

合わせ目の位置を決める

本を包む際の合わせ目の位置を決めます。これはお好みで調整できます。

合わせ目の決め方

  • 右側の折った部分をどの位置にするか決めます。
  • 位置を決めたら、左側を被せて上下を揃えます。
  • 本の中央部分の裏側に両面テープを貼ります。
合わせ目の位置を決める様子

天地の処理方法

薄い本の場合、通常の合わせ包みの天地の処理は難しいので、少し変えた方法で行います。

天地の折り方

  1. まず、左右を折り込みます。紙を本にしっかり沿わせます。
  2. 底の部分は、裏側の紙を表側に折り、さらに裏側に折り返します。
  3. アレンジした部分を元の紙に合わせて折ります。
  4. 好みの位置で化粧折りをし、両面テープで固定します。
天地の折り方を示す様子

この方法で折ると、薄い本でも綺麗に仕上がります。表側から見ると、きれいな合わせ包みが完成します。

完成した合わせ包みの様子

オーナメントの追加

最後に、オーナメントを付けて仕上げます。今回は「Thank you」というシールを使用し、しおりとしても使えるように水引飾りでアレンジします。

オーナメントをしおりとして使用する様子

これで、薄い本の美しいラッピングが完成しました。

完成したラッピングの全体像

裏側の紙も綺麗なので、用途や相手のイメージに合わせて色を選んでみてください。ここで使った和紙は「土佐和紙のLadyRisaYoutubeストア」で販売しています。あなたの想いを、ラッピングが伝えます。 コツを知ってきれいに上手に! ぜひ、すてきなギフトを完成させてください。

関連記事

ページ上部へ戻る
This site is registered on wpml.org as a development site.