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5.152025
「厚さの薄い本や箱」をきれいに包んでみましょう
「薄い箱の天地の始末をどうしたらいいの?」 というご質問にお答えした動画です。包み方は基本の合わせ包みですが、 すっきりきれいに見せるアレンジ!ゆっくり説明していますので、ここくる先生と一緒に楽しく包んでみてください。
必要な材料
- 平判紙/ダイア抄合(コーラル)788×545mm 1枚
- 和紙シール「Thank you」1枚
- 両面テープ
- カッター
- ハサミ
- 物差し
- オーナメント(ラッピングの仕上げ用)

本のサイズを決める
まず、包む本のサイズに合わせて紙を切ります。縦のサイズは、本の高さの半分程度、余裕を持たせます。
縦のサイズを決める手順
- 本を紙の上に置き、縦方向に本の半分くらいはみ出すようにします。
- 本の端にぴったり合わせて印をつけます。
- 印をつけた箇所でカットします。

包むための幅を調整する
次に、幅を決めます。通常の合わせ包みよりも少し余裕を持たせ、アレンジを加えます。
幅の調整方法
- 本の周囲に1周分の幅を取ります。
- さらに2cmプラスします。
- アレンジ用に追加で1cmプラスします。
- 合計で4cmの余裕を持たせます。

包み始める準備
包み始める前に、紙に折り目をつけてアレンジを加えます。
折り目のつけ方
- まず、端から1cmのところで化粧折りをします。
- 次に、反対側の端から3cmのところで折り目をつけます。
- 3cmの折り目の内側に両面テープを少し貼ります。

合わせ目の位置を決める
本を包む際の合わせ目の位置を決めます。これはお好みで調整できます。
合わせ目の決め方
- 右側の折った部分をどの位置にするか決めます。
- 位置を決めたら、左側を被せて上下を揃えます。
- 本の中央部分の裏側に両面テープを貼ります。

天地の処理方法
薄い本の場合、通常の合わせ包みの天地の処理は難しいので、少し変えた方法で行います。
天地の折り方
- まず、左右を折り込みます。紙を本にしっかり沿わせます。
- 底の部分は、裏側の紙を表側に折り、さらに裏側に折り返します。
- アレンジした部分を元の紙に合わせて折ります。
- 好みの位置で化粧折りをし、両面テープで固定します。

この方法で折ると、薄い本でも綺麗に仕上がります。表側から見ると、きれいな合わせ包みが完成します。

オーナメントの追加
最後に、オーナメントを付けて仕上げます。今回は「Thank you」というシールを使用し、しおりとしても使えるように水引飾りでアレンジします。

これで、薄い本の美しいラッピングが完成しました。

裏側の紙も綺麗なので、用途や相手のイメージに合わせて色を選んでみてください。ここで使った和紙は「土佐和紙のLadyRisaYoutubeストア」で販売しています。あなたの想いを、ラッピングが伝えます。 コツを知ってきれいに上手に! ぜひ、すてきなギフトを完成させてください。