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大人かわいい「リボンのダイヤ掛け」の結び方【手もと目線でよくわかる】

はじめに

手もと目線でよくわかる「リボンのダイヤ掛け」のむすび方レッスンです。 ひとと違う、少し凝ったラッピングをしたいときにぴったり。 リボンはサテンやグログランなどハリのあるものがおすすめです。 また、贈りものの箱はおもて面が長方形より正方形に近いものが、 バランスが取りやすく見た目もきれいに結べるでしょう。 造花や紙で作ったお花などを合わせると、 ロリータファッションなどに似合う乙女なラッピングになります。 ここくる先生と一緒にぜひチャレンジしてください。

用意するもの

  • ラッピング済みの箱(表面が正方形に近いものがおすすめ)
  • リボン:例) 東京リボン エステルグログラン 13mm(今回は164番色、約1mを使用)
  • 造花や紙の花などのオーナメント(お好みで)
  • はさみ(リボンのほつれ止めにピンキングはさみがおすすめ)
テーブルに並べたラッピング用品(箱、グログランリボンのボビン、はさみ、造花)

ダイヤ掛けの特徴と選ぶべきリボン

ダイヤ掛けは、リボンを箱の下側で交差させ、表側に出る部分を工夫してダイヤ形(菱形)を作る結び方です。表面はシンプルに見えつつ、裏側もデザインが出るため「さりげないこだわり感」が魅力です。

リボン選びのポイント

  • ハリがある素材(グログラン、厚めのサテン)は形を保持しやすく、ダイヤのラインがくっきり出る。
  • 幅は13mm前後が扱いやすいが、箱のサイズに合わせて太さを調整する。(箱の大きさにあわせてリボンの幅を広くするとバランスよくなります)
  • 色は箱とのコントラストを考える。淡い箱なら濃い色のリボンでメリハリを。

結び方

以下は左手を基準にした手もと視点の手順です。ゆっくり一つずつ確かめながら進めてください。

1. リボンの配置と中心を決める

箱の中心を確認して、リボンを横方向に置きます。リボンが交差して結び目になる位置をしっかりイメージしておくことが大切です。箱の中心にリボンの中心が来るように調整してください。

箱の中心にリボンを当てて位置を確認する手元の全体像

2. 下側での交差(ダイヤの土台を作る)

片側(右側)を前から後ろへ、もう片側(左側)を後ろから前へ通して交差させます。これを箱の裏側(底側)で行い、リボンが箱の表面に戻ってくるときにダイヤの形になる位置を作ります。

箱の表面に戻ってきた両方のリボンが見え、ダイヤ模様の土台を作る手元の写真

3. 反対側も同様に交差させる

先に通した方向とは逆向きに、もう一度交差を作ります。左右それぞれの中心を前後に通すことで、箱の裏側に菱形のラインができる構造になります。交差のテンションを均等にして、リボンがねじれないように注意しましょう。

4. 表側でループを作る

表に戻ってきた片方のリボンでループを作り、もう片方のリボンをそのループに通して結び上げます。ループは大きさを整えつつ、結び目が中心にくるように調整します。ループを作る際は、下のダイヤ模様が崩れないように軽く抑えながら進めるときれいに仕上がります。

手元のクローズアップ。箱の上でピンクのグログランリボンを使いループを作る様子。

5. 最終調整と仕上げ

ループとテール(リボンの端)の長さを揃え、全体のバランスを見ながら少しずつ引いて形を整えます。結び目の位置がずれていると見栄えが損なわれるので、中心を確認してからしっかり固定してください。リボンの端はピンキングはさみでギザギザにカットすると、ほつれが目立たず美しい仕上がりになります。

リボンのループとテールを手で整えている最終仕上げの手元

よくある失敗とその直し方

  1. リボンがねじれてしまう
    ねじれは最初の配置不良が原因になることが多いです。箱の中心にリボンの中心を合わせ、リボンを平らに置いた状態で交差を始めてください。交差ごとにねじれがないか確認すると失敗が減ります。
  2. ダイヤ形が崩れる
    裏側のテンションが左右で違うとダイヤが歪みます。両側のテンションを均等にして、結びあげる前に何度か位置を調整しましょう。
  3. 結び目が中心からずれる
    結び目を作るときは、必ず箱の中心を指で軽く押さえながら結ぶと位置がずれにくくなります。

装飾とアレンジで個性を出す

ダイヤ掛けはそのままでも上品ですが、ちょっとしたオーナメントを加えるとさらに魅力的になります。

  • 造花や紙のお花を結び目に添えると、ロリータやガーリーな雰囲気に。
  • 小さなアクセサリーやチャームを下げることで、大人っぽいワンポイントになる。
  • リボンの端に手書きでメッセージを加えると、よりパーソナルな贈り物に。淡い色のリボンなら濃い色のペンで、濃いリボンには金銀のペンを使うと映えます。
ダイヤ掛けを施した箱を両手で持ち、中央に造花のオーナメントが付いた完成見本のクローズアップ。

応用:着けるように見せるガーリーアレンジ

リボンを箱だけでなく、ヘアアクセサリーやギフトバッグの持ち手に見立てて装着することもできます。装飾部分を大きめに作り、リボンを少し長めに残すと「着けている」ような可愛らしさが出ます。洋服やプレゼントのテーマに合わせて素材や色を選ぶと統一感が生まれます。

プロの道具と素材のちょっとしたこだわり

ラッピングの仕上がりをワンランク上げたいなら、道具にもこだわってみましょう。

  • ピンキングはさみ:切り口をギザギザにしてほつれを防ぐ。リボンの端をきれいに仕上げられるのでおすすめ。
  • グログランリボン:表面に凹凸があり、光が抑えられて落ち着いた印象になる。形が崩れにくい。
  • 造花や水引:和風の贈り物には水引や和紙の花を合わせると、上品で季節感のある仕上がりに。

Q&A:よくある質問

Q. リボンの長さはどれくらい必要ですか?

A. 箱のサイズやリボンで作るループの大きさに左右されますが、13mm幅のリボンで正方形に近い小〜中サイズの箱なら約1メートルが目安です。ループを大きくしたいときや、長いテールを残したいときは余裕を持って1.2メートル程度用意してください。

Q. 箱が長方形の場合はどうすればいいですか?

A. 長方形の箱でもダイヤ掛けは可能ですが、見た目のバランスに気を付ける必要があります。リボンの中心位置を調整して、ダイヤの幅が箱の短辺に収まるようにすると美しく見えます。場合によってはリボンの幅を細めにするのがコツです。

Q. リボンの端処理はどうしたらきれいになりますか?

A. ピンキングはさみでギザギザにカットするとほつれにくく、見た目も上品です。熱で軽く炙る手法もありますが、素材を傷めることがあるため注意してください。

まとめ:ちょっとした工夫で贈り物が特別になる

ダイヤ掛けは、裏側に見えるダイヤ形のラインがさりげない凝り感を生み出す結び方です。リボンの素材選び、箱の形、結ぶ際のテンションの均等さを意識すると、誰でも美しく仕上げられます。造花やチャームをプラスすれば、贈るシーンに合わせた個性的なラッピングに変身します。

まずは落ち着いて手もとで一つずつ確認しながら結んでみてください。慣れると短時間で美しい仕上がりが作れます。あなたの贈る想いをリボンがより魅力的に伝えてくれるはずです。

完成したダイヤ掛けを見せる手元と箱のクローズアップ

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